初めまして！ 株式会社COMPASSの澤井奈々子です。ビジネス推進ユニット、セールス＆サクセス部に2023年4月に入社しました。3か月間のインサイドセールス業務を経て、現在はカスタマーサクセス担当として勤務しています。

■COMPASSとの出会い

　私は小学校の特別支援学級の担任として、「誰一人取り残すことのない個別最適な学び」をテーマに子どもたちと向き合ってきました。しかし年々、いわゆる「グレーゾーン」といわれる、本来であれば通常学級で学んでいたはずの子どもたちが特別支援学級に次々と転籍してくるようになり、「これはもしかしたら、学校教育のシステム自体が崩壊し始めているのではないか」という課題感をもつようになりました。また、通常学級の担任も経験する中で、「35人全員に個別最適な学びを保障するには、担任1人のマンパワーでは限界がある」ということに身をもって気付くこともできました。

　同時に、未就学児2人の子育てをする中で、育児と教職との両立にも悩み始めていました。毎日帰宅と同時にソファーに倒れこんで動けなくなるほど疲れ切っていたので、今振り返ると、きっと心身共に限界だったのだと思います。

　私は「学校の先生」という仕事が大好きだったので、「転職しよう！」という強い意思があったわけではありません。自分の目指す方向性と合致して、育児との両立がしやすいお仕事があればいいな…と漠然と思っていた時に出会ったのが、COMPASSでした。教師として出会ってきたあの子たちにQubenaを届けたい、Qubenaで個別最適な学びを実現してほしい、という想いをもつようになり、転職に至りました。

　COMPASSは選考の過程が他社に比べて多く、しかも日々の多忙な業務・家事育児の合間をぬっての選考だったので、正直投げ出したくなるときもありましたが（笑）、選考の過程で出会う社員の方々とお話をするのが楽しくて楽しくて…「あ～、ここに同志がいた！！」という感覚でした。入社した今、志を同じくする方々と一緒にお仕事ができていること、幸せに思っています。

■この3ヶ月で感じたリアルなCOMPASS

元教員として

　カスタマーサクセスとして、教育委員会の方々との打ち合わせや学校の先生方向けの研修をさせていただく機会が多いのですが、教員時代に得た知識や経験をフル稼働しながら日々業務にあたっています。また自身の業務だけでなく、部内外の皆さんから「これって実際、学校現場ではどうなの？」とヒアリングを受けることも多いです。社内に、そして間接的ではありますがQubenaご利用中の先生方や子どもたちに貢献できていると思える場面が多く、嬉しいです。もし、教員から民間企業への転職ってどうなんだろう…？と迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひお力を貸してください。

子育て中の親として

　例えば、我が子が熱を出して保育園から呼び出された時や、我が子の保育園行事と勤務校の行事が重なってしまった時。どちらを優先したとしても心苦しい思いがいつもありました。今は、フルリモート・フルフレックスの制度のおかげで、育児と仕事の両立がしやすくなりました。通勤時間がなくなったことで我が子と過ごす時間も増えました。「仕事」という枠だけにとどまらず、「生活」全体の幸福度が上がったように感じています。

　リモートワークについては、今まで対面を中心とした業務しか経験がなかったので、自宅でICTツールが使いこなせるか、テキスト中心のコミュニケーションについていけるか…諸々不安でした。が、大丈夫！何とかなってます。Valueの一つに、仲間に対するもの「Begin with Sincerity まず誠実であること」が入っている会社なので、困ったときはヘルプさえ求めれば、必ず誰かが助けてくれます。安心してください。

■今後に向けた想い

　子どもたちも疲れている、先生たちも疲れている…そんな今の日本の学校教育のシステムを変えたいんです。障害の有無や家庭環境に関わらず、どの子にも「できた！わかった！」と笑顔になってほしい。日本の先生方が、定時で帰れることが当たり前の世の中になってほしい。「学校は楽しいところなんだ」、「学びは楽しいものなんだ」と子どもたちにも先生にも思ってもらえるような学びの環境を作りたいです。そんな環境づくりに少しでもQubenaを通じて貢献できればと思っています。

＜採用広報チームより＞
澤井さん、入社エントリの投稿ありがとうございました！
COMPASSでは現在さまざまな職種で新しい仲間を募集しています。
興味を持っていただけた方のご応募をお待ちしています。
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