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COMPASSのカルチャーのこれからへ。新メンバー座談会【10周年インタビュー#05】

こんにちは、COMPASS10周年プロジェクトの豊島です。COMPASSの「カルチャー」のこれまで、そして「これから」を紐解く10周年記念インタビューもいよいよ今回で五回目となりました。

↑ 過去インタビューはこちらのマガジンにて!

今回は、最近COMPASSの仲間に加わってくれた3名をゲストにお迎えし、外から来るメンバーにCOMPASSのカルチャーはどう映るのか、未来のカルチャーを育てていく側としての想いなど、話を聞いていきたいと思います!

藤本 純矢(ふじもとあつし)/  写真左
映画会社勤務を経てフリーランスとして活動。その後カフェ店長に。2022年5月より、人事労務担当として人事労務部に参画。現在は採用業務を担当。たまに映画を作る人。
 
濵﨑 夏音(はまさきなつね)/ 写真中央
小学校教員として勤務しながら独学でデザイン・プログラミングを習得し、2022年8月にデザイン部 コンテンツデザイナーとして入社。美味しいごはんと柴犬が好き。

加藤 好美(かとうよしみ)/    写真右
通信制高校の体育教員、私立大学の入試広報を経て、2022年10月に入社。セールス&サクセス部にて販売店支援と社内営業企画業務をおこなう営業推進担当。ランニング部所属。

Q.COMPASS入社のきっかけは?

―― 皆さん今日はインタビューご参加ありがとうございます!まずはCOMPASS入社のきっかけから教えていただけますか?
 
藤本:
僕は業務委託での参画なのですが、きっかけは、取締役の常盤さんが高校時代からの友人で。昔からお互いのキャリアや自分自身のプランなどを2人で話すことがあって、その中でCOMPASSの話を聞いたんです。
 
実は彼がCOMPASSの採用面接を受けに行った時も、僕の家に泊っていたんで(笑)COMPASSのことは以前から知っていて。詳しく話を聞くうちに面白いことをやってる会社だなと思うようになり、参画を決めました。
 
―― 藤本さんは映画も撮られていたり、多彩なキャリアをお持ちですが、COMPASSに興味を持たれたのはどんなところだったんですか?
 
藤本:
そうですね、映画業界が長くて、その前は鉄鋼業界と、だいぶ畑違いのところでキャリアを積んできたので、教育にすごく関心があったわけではないのですが、子どもたちの未来に対する大人の責任、みたいなことを30代になって考えるようになって。
 
実は僕、子ども食堂もやっていて、これからの自分のリソースを子どもたちの未来のための活動にシフトしなきゃと思っていました。元々AIやテックへの興味もずっと持っていたので、僕がやりたいと思っていたこととCOMPASSのやっていることがリンクしたって感じでしたね。

―― 子どもたちの未来への責任、私自身も親として考えることが多いです。

インタビューに答えてくれる藤本さん

加藤:
私は教育学部出身で、元々教育への興味は強くて。新卒から1年半、通信高校の体育教員として勤め、その後は長く大学の入試広報に携わっていました。その中で、一つの学校法人の中ではなく、より広いところから教育現場の支援をしてみたいという思いを持つようになって。
 
COMPASSは「公教育のアップデート」を掲げていることや、まずは自分たちが学習者であり続けることを大事にしている点に強く共感し、ここだ!と心を掴まれたのが出会いですね。

―― 加藤さんは高校、大学の領域に長く携わられていたんですね。
 
加藤:
高校、大学の現場を経験する中で、小中高大の連携がスムーズになれば、もっと教育現場は変わるのではないかという問いを持ち続けていました。これまでの経験にプラスして、COMPASSで小中学校の現状に携わることで、この連携に貢献できたらと思っています。

インタビューに答えてくれる加藤さん

濵﨑:
私は、前職は小学校の教員でしたが、学生時代は美術を学ぶゼミに入っていたり、デザインの仕事にもすごく興味があったんです。教員になる道を選び、もちろん教職にやりがいを持って働いていたのですが、デザインの仕事への想いも持ち続けていて。先生をしながらデザインとコーディングを独学していました。

教員の経験とデザインの知識、そして両方への想いを生かしたいと考えながら次のキャリアを探している中でCOMPASSの求人に出会って、ここしかない!と。 

私自身、教員時代にクラスの子どもたち一人ひとりともっと向き合いたい、でも時間がない、と悩んでいたので、Qubenaの目指す「誰一人取り残すことのない個別最適化された教育の提供」を知り、自分の価値観とマッチしているなと思ったんです。

COMPASSに入って、今度はデザインの力で子どもたちに教育を届けられるのが嬉しいですね。

―― 濵﨑さんのキャリアやWILLと、COMPASSの仕事がまさにマッチしたんですね!

―― インタビューに答えてくれる濵﨑さん

Q.入社後、COMPASSらしさを感じたエピソードは?

―― さて、今回のインタビューのテーマはCOMPASSのカルチャー、ですが、皆さん、入社されてからこれまで、COMPASSらしさを感じたエピソードはありますか?
 
加藤:
私は入社してまだ1か月ですが、コミュニケーションの活発さに驚きました。同じ空間にいなくても一体感を感じるんです。フルリモートなのに、リアルに出社しているよりも人と話してるなって。
 
質問した内容に対して、職能に関係なくすぐにレスポンスがありますし。Slack上で飛び交っているコミュニケーションをみんなが常に「自分ごと」として捉えているんですよね。

―― ギャップというか、そうした環境に戸惑いは無かったですか?

加藤:入社して最初に思ったのは、「わー、みんな意識高っ!」でした(笑)突然飛び込むと正直ちょっと引いちゃうくらい。でもその意識の高さを組織として実現できてるのは、みんなが同じ方向を向いているからだなと、今は感じます。

藤本:
僕がCOMPASSに入ってすごいと感じたのは、ミスが起きた時の対処法ですね。
 
今までどこの会社にいても、何かミスが生じた場合、個人への叱責と追及から始まり、本人が「申し訳ないと感じている様子」になってから次の仕事に進むのが当たり前でした。でもCOMPASSは、まずシステムを疑って改善方法を提案するところからスタートするんですよね。その流れがCOMPASSらしいなと感じました。

―― 確かに。原因究明のための「なぜ」はもちろん徹底するけれど、それを踏まえて「何ができるか」にフォーカスする習慣があると思います。これもみんながミスを克服・改善した後のゴールという同じ方向を向いているからだと感じます。

藤本:
あとは、副社長がMTG中にピノ食べてるところ(笑)

―― (笑)潤さんのもぐもぐタイムはCOMPASSあるあるかもしれないですね・・・!

藤本:
冗談っぽく言っちゃいましたが、まじめな話、経営層がそういう姿を見せてくれるのは、力抜いていいよ〜って感じで、Opennessを感じられて良いなと思ってます。

濵﨑:
私も、入社した時に人との壁が全くない会社だと思いました。異業種からの入社で不安もありましたが、先生からデザイナーになるなんて、すごい挑戦だね!と温かい言葉をかけてもらったり、業務の割り振りや接し方も、同じデザイナーの仲間として最初から扱ってくれたことが印象的でした。
 
あとは、面倒見が良い人が多いです。経験豊富な先輩方にとても丁寧にフィードバックしてもらえているので、本当にありがたいなと思っています。先輩方のことが大好きでたくさん絡んでしまうので煙たがられていないか心配ですね(笑)
 
会社のことを好きになるのも、まずは自分の周りの人たちを好きになれるかどうかかなって思うので。COMPASSらしさって、本当に人が作ってるんだなっていうのを実感しました。

―― 「COMPASSらしさは人が作ってる」、本当にそうですね。
  
濵﨑:
今いるメンバーがそうだから、新たに入ってきた私も、自分も誠実であろうと思いますし、周りの人たちが困っていたらそこを拾っていこうと、自然と思うようになりました。

Q.「Style=組織風土」が言語化されていることをどう感じる?

―― 藤本さんから"Openness"という言葉も出ましたが、皆さんの入社タイミングと前後して、「COMPASSらしさ」を「Style=組織風土」として言語化する全社プロジェクトを行いました。

――  「Openness」「Flexibility」「Well-being」の3つですが、このように 「らしさ」が言語化されていることに対して、どう感じますか?

加藤:
目標を掲げることに意味があるみたいな組織ってたくさんあると思いますが、COMPASSは「Style=組織風土」として挙げている3つとも、まだ入社して1カ月の私ですがその通りだなと、とてもしっくりきています。
  
濵﨑:
学校現場でも、こんな学校にしようと年度初めに決めるのですが、それを日々意識できるかというとなかなか難しかったので、組織風土が形骸化せず、それらを社員が意識できるようになっているのはすごいことだなと思います。
 
藤本:
僕も前々職で組織をまとめるためにカルチャーを作ったことがあるんですけど、やっぱり機能しないんですよね。それは、作るときに全員からヒアリングすることもなかったですし、カルチャーを作ったら具体的に何をやるってところまで細かく追いかけられていなかったからなんですよね。なんとなくで決まって、なんとなくで掲げられているので。
 
COMPASSのカルチャーに関しては、noteにも書かれているように、すごく丁寧に作られているのが大きな違いなんじゃないかなと思います。トップダウンで降りてきているものじゃないので。そこが良いのかなと思います。
 
―― ありがとうございます。プロジェクトメンバーとして、そういう風に評価していただけて嬉しいです!
―― 一方で、こうして「らしさ」が確立されている段階で入社されたことで、先ほどの加藤さんの「意識高い!」みたいな戸惑いはないですか?

加藤:
うーん、強いて言えば、あるべき姿やらしさが言語化されていて、それを皆さんが体現されている姿を見る中で感じるのは「こんな完璧でいなきゃいけないのかな」っていうところですかね・・・。

MVVにもStyleにもすごく共感しているし、私自身もそういうマインドで取り組んでいます。でも、一個人として仕事じゃない場面でいうとそうじゃないところもいっぱいあるじゃないですか。

COMPASSではみんなオンもオフもそういうマインドで、生活して仕事もしているんだったら、ちょっと苦しいかな(笑)だから、そうじゃない部分も持っていて欲しいなって思ってはいます。

―― 確かに、会議も、slackも、基本的には「オン」モードのコミュニケーションが多いので、オープンといえど、フルリモートの環境下では「オフ」が見えにくいというのはありますね・・・!

濵﨑:
オフラインの会議だと、終わった後に「は〜」みたいな、何気ない仕草から少しオフの部分が見えますけど、オンラインだと、オンの状態だけ見えちゃうというところ、ありますよね~。

でもCOMPASSにいる素晴らしい人たちであれど、全然そんなに完璧な人ばっかりじゃないと、私は思っています。完璧だったらちょっと困りますから(笑)

藤本:
うんうん、とりあえず一旦この取材が終わったら寝っ転がって、それから次の仕事です!(笑)

―― 確かに、今のお話を聞いて、カルチャーが明文化されていることで、窮屈なものになってはいけないなと、はっとしました!あくまでカルチャーは育てていくもの、進化していくものとCOMPASSでは捉えていますが、今明文化のステップを経て、これからの流れをどう作っていくかは次の課題ですね。

―― ちなみに、COMPASSには、懇親ランチや、クラブ活動、あとはgatherの雑談スペースなど、オフモードの集まりの場も多数あるので、ぜひそうした機会も活用してメンバーの「オフ」な一面を見つけてください!

Q.これから大切にしていきたいことは?

―― これからのCOMPASSのカルチャーを育てていく、進化させていく、というところはまさに皆さんにも主体となっていただくところ!ということで、最後に、一言ずつ意気込みを頂戴できたらと思います。
 
濵﨑:
カルチャーって日々の業務の中で育つものなのかなと思うので、まずは仕事や仲間に対して誠実であることを一番大切にしたいと思います。オンボーディング期間は終了しましたが、会社のこと、教育のこと、仲間のことを知ろうとする姿勢はいつまでも新入社員のようでいたいです。
 
藤本:
僕も、チームの関係性は更に大事にしていきたいです。そのためには、同じ目標を口に出していくことがすごく大切だと思います。既存のメンバーにはしっかりと浸透していますが、やはり新しく入った人はまだ不慣れな面があるじゃないですか。カルチャーの部分で疎外感を与えないよう、僕も濱崎さんが言ったように、いつまでも新入社員の気持ちで学んでいきたいと思います。
 
加藤:
10周年を迎え、会社として大きく変化しているタイミングで入社した一人として思うことは、創業メンバーの皆さんの教育に対する熱い想いと大変な努力があったから現在があるということをまずは理解すること。そして、ミッションのようなぶれない軸はより強固で太い幹にし、そこから派生する枝葉は時代に応じて柔軟に、育てたり切ったりすることが大事なのかなと思っています。
 
そういう意味では特にFlexibilityを大事にして、新たな視点での発信を行っていきたいです。そのために積極的に学び、社内に情報を共有できる人でありたいなと思っています。

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藤本さん、濵﨑さん、加藤さん、本日はインタビューに対応いただきありがとうございました!

そして、ここまで記事を読んでいただいた皆さん、ありがとうございます!
COMPASSではこれから先の10年を一緒に創っていく新しい仲間を絶賛募集中です。興味を持っていただけた方のご応募、お待ちしています。