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紙からデジタルへ。編集者がプロダクトマネジメントを始めて思ったこと【#入社エントリ】

この記事は、COMPASS入社後3ヶ月のオンボーディング期間を終えて間もないメンバーが、自分自身の入社前後を振り返る、入社エントリです。
※記事内容は投稿作成時の情報です。

はじめまして、株式会社COMPASSの浅野です。2022年8月に入社し、英語のプロダクトマネジメントを担当しています。この記事では、入社から3ヶ月間のオンボーディング期間を振り返って、私が経験したことや感じたことをお伝えしたいと思います。

私自身がCOMPASSの採用試験を受けているときに、すべての選考がオンラインというのが初めての経験で心配だったのですが、先に入社した先輩の入社エントリーのnoteで会社の様子を知ることで、少し安心できました。今度は私からCOMPASSに興味を持ってくださったみなさんに、リアルなCOMPASSの姿・魅力をお伝えしたいと思います。

自己紹介
浅野藍(あさのあい)
中高生向けの英語教材(通信教育、テスト、学習参考書、教科書)の編集を経験。2020年8月にCOMPASSへ入社。英語のプロダクトマネジメントを担当。

COMPASSとの出会い

・いつかやってみたかったデジタル

これまで私が担当した教材はいずれも紙を使った印刷物で、音声や映像などでデジタルの利を活かす工夫をすることはあっても、基本的には「紙を中心に」考えるものでした。その一方で、スマートフォンやタブレットといった機器を当たり前に使っている中高生にとって、どういう教材が使いやすいのか、また、デジタルの利を活かすことで、英語学習はもっと楽しく、効率的になるんじゃないか、といった課題感は私の中にずっとあり、いつかデジタル中心で教材を作ってみたいな〜!と思っていました。思っているだけだったのですが、直近で担当していた教科書の改訂業務が一段落したタイミングで、ちょっと気持ちに余裕ができて、「この次、私はどんな仕事をしたいんだろう?」「あれ、一歩踏み出すなら今かも?」と思ったのが、転職活動を始めたきっかけでした。

・長めで丁寧な選考を経て・・・

他の方のnoteにもあるように、COMPASSは採用までのステップが結構長めです。実際のプロダクトを触りながら取り組む提出課題があったり、オンラインでの職場体験があったりして、プロダクトや職場、一緒に働く人や会社の雰囲気について、選考が進むにつれて自然と理解が深まっていきました。印象に残っているのは、選考がとにかく丁寧だったということ。面接で会う人が事前提出した資料をしっかり読み込んできているのがわかったし、課題や面接へのコメントも「よかったところ」「気になったところ」ともに具体的に挙げてあるのはめずらしいなと。

・バリューに惹かれて決意

COMPASSが大切にしている価値観としてBegin with Sincerity(まずは誠実であること)というバリューが掲げられているのですが、それが選考過程やそこで会う人の対応にもよく表れているように感じました。最終的にCOMPASSの一員になる決断をした理由の1つが、この価値観でした。

この3ヶ月で感じたリアルなCOMPASS

・「フルリモート」って・・・

入社前に最も気になっていたのは、「フルリモート・フルフレックスってどんな感じだろう?」ということ。これまでもリモートワークをすることはあったのですが、何か他のメンバーに確認したいことがあるときに、メール文面でどう説明するか考えたり、出社している人に電話したり、「次回出社の日に訊こう」となったり。そして、基本的にひたすら無言で編集作業をしている状態。それがずっとリモートだとどうなるのか、不便さはないのか、孤独で辛くならないのか。職場体験で少し様子がわかっていたとはいえ、やっぱり心配ではありました。

・リモートだけど身近!

実際始まってみて驚いたのは、コミュニケーションの豊富さでした。COMPASSでは、Slack、Meet、Gatherといったリモートならではのコミュニケーションツールが、活発に活用されています。ちょっとわからないことがあればSlackで聞けば誰かが教えてくれるし、相談したいことがあれば誰にでも気軽にGoogleカレンダーからミーティングを設定できます。Gatherでちょっとした雑談をしながら昼食をとることもあります。リモートでも毎日色々な人と顔を合わせて過ごしていて、今のところ不便さや孤独は感じていません。むしろ、本当は日本各地から、そして国外からつながっているメンバーが、すごく身近に感じられるのが不思議です。学校訪問等で社内の人に初めてリアルで会う時にはちょっと緊張しましたが、オンラインで何度も会っているのですんなり打ち解けられました。たまに身長が思ったより高い/低いな、と思ったりする程度です。

・バリューは形だけじゃない

また、入社してあらためて感じていることは、会社の掲げるバリューを各メンバーが体現しているということです。COMPASSのバリューには、上で挙げたBegin with Sincerityのほかに、Be a Learner(真の学習者であること)、Beyond the Best(常に現状に満足しないこと)があります。Sincerityについては上で書いた通りなのですが、他の2つのバリューについても、業務を進めるなかで日々実感します。たとえば、個人が自分の業務に役立ちそうな知識を書籍や講座などでインプットするだけでなく、そこで学んだフレームワークを使って社内にある課題を整理したり、新しい手順や施策を提案実行したりすることが随所でおこなわれています。つい日々の業務に追われると、インプットが後回しになったり、既存のやり方に執着してしまいがちだと思うのですが、COMPASSではこうした学びやカイゼンの取り組みが個人の評価にも反映される仕組みになっていて、バリューが形だけでなく大切にされているなと感じています。

今後に向けた想い

・デジタルの力で、学習を楽しく効率的に!

「いつかやりたい」と思い続けてきたデジタル教材なので、その利を最大限生かしていきたいと思っています。子どもたちが楽しく効率的に学べるように、先生方が学習効果、そして働き方改革の面でも「導入してよかった」と思えるように。本格的には初挑戦のデジタル、わからないことも多い私ですが、社内ではセールスのメンバーはもちろん、デザイナーさんや開発チームにも相談しながら作れるなんて、どう考えても最高の環境なので、存分に協力し合いながらがんばりたいです!

・プロダクトマネジメントを極める!

「プロダクトの価値の最大化」を考えるのがプロダクトマネジメント部の仕事ですが、それを考える上で必要になる知識やスキルが、自分にはまだまだ不足しているなと感じる日々です。どこにどんな課題があるのか、何を優先するのか、といったことを考える上で、課題を整理するためのフレームワークやデータの分析、そして教育へのさまざまな考え方や現場の実践例など、インプットはいくらあっても足りないのかもしれません。インプットをするなかで、「もっと早く知っていたら、あのときの編集にも活かせたのに」などと思うこともたくさんあり、あらためてインプットって大事だなと。これからもさまざまな知識に触れ、また繰り返し現場を訪問することで、教育現場で多くの人によろこんで使ってもらえるプロダクトになるよう、精度の高いプロダクトマネジメントを目指して日々精進していきたいと思っています。


<採用広報チームより>
浅野さん、入社エントリの投稿ありがとうございました!
COMPASSでは現在さまざまな職種で新しい仲間を募集しています。
興味を持っていただけた方のご応募をお待ちしています。
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