学生という枠を超えて活躍する COMPASSのエンジニアインターン【メンバーインタビュー#25】
こんにちは!採用広報の五ノ井です。
前回の記事では、COMPASSの組織改善をテーマにお届けしました。読んでいただけたでしょうか。
今回は大学に通いながらCOMPASSでScalaエンジニアとして活躍するインターン生のお二人と、お二人の上司でありメンターである社員の平野さんに、COMPASSでのエンジニアインターンについてお伺いしていきたいと思います。
インタビューを行うのは…
Q.プログラミング言語との出会いは?
ーーScalaは学校で学んでいたのでしょうか?
染谷:
僕は最初は大学の授業でC#から入って、そこからJavaScriptを触り、その次にScalaに出会いました。
学校では、一応プログラミングの単位はあったのですが、通年のC言語の授業だけでした。プログラミングがメインの学部ではなく他は全部数学の単位でした。Scalaは友達に教えてもらったりしてキャッチアップしていました。
伊藤:
僕と染谷君はもともと友人同士なのですが、Scalaエンジニアとして実際に働いている共通の友人がいて、その友人にScalaを大学1年生から布教されたことがきっかけでプログラミングを始めました。なので、僕は初めてちゃんと触った言語がScalaでした(笑)
平野【メンター】:
初めて触った言語がScalaは、なかなか珍しいと思いますね(笑)
Q.COMPASSとの出会いは?
ーーお2人がCOMPASSを知ったきっかけを教えてください。
染谷:
Scalaを実際の業務で扱ってみたくなり、Scalaエンジニアのインターン先を探していた時に、ScalaMatsuriのサイトでCOMPASSを見つけたのがきっかけでした。
伊藤:
僕は、染谷君に誘われてCOMPASSの座談会に一緒に参加したのが出会いでした。Scalaで簡単なプログラムは書いてはいたのですが、染谷君と同様に業務レベルのことをやってみたいと思いインターン先を探していました。
ーー座談会に参加してみてどんな印象を受けましたか?
伊藤:
COMPASSがどんな会社かあまり知らない状態で参加して、座談会で初めてQubenaというプロダクトを知ったんです。
僕たちはまだ学生ですが小中高校は経験しているので、とても身近なプロダクトだなというのと、全国の学校で小中学生が学習に使っていて、ユーザーがちゃんと見えるプロダクトだなという印象がありました。
▼ ScalaMatsuriには今年も将軍スポンサーとして参加しました。
Q.インターンの仕事内容は?
ーーどれくらいの頻度で働かれているのでしょうか?
染谷:
座談会に参加してすぐに働き始めて、月・火・水の、週3日働いていました。大学の単位はほぼ取り終わっていたので、空き時間でインターンに入らせてもらっていました。(※大学卒業に伴い今年の3月にインターン終了。)
伊藤:
僕もそれくらい働きたかったのですが、大学院試験などがあって時間が取れず、週1〜2日で働いています。
ーーどのような業務をしているのですか?
染谷:
最初は、プロジェクトのパッケージを整理する業務をして、徐々にエラーの原因の追求や既存のバグの修正などの業務を担当していました。
伊藤:
僕も最初は同じくパッケージの整理や、今のコードをある思想に基づいて整理していく業務を担当していました。過去に他のメンバーがやっていたものを参考にできたので、最初からあまり難しく感じることなく進めていけました。
Q.COMPASSでインターンをしてよかったことは?
ーーCOMPASSでインターンをして良かったことはなんですか?
染谷:
僕が以前1年間ほど業務委託で働いていた会社は、スタートアップ企業だったので、まだ地盤も固まっていないところから0→1で開発する環境でした。
COMPASSでは、それとは異なり、スケールの大きい既存プロダクトに手を加えていく業務を経験できたことがよかったです。
何万行、何十万行と膨大な量のコードの中から最適なコードを書いたり、パフォーマンスが落ちないようなコードを組んだり、難しくて勉強になりました。
また、自分の書いたプログラムが、全国の小中学生の役に立っているというスケールの大きさに、やりがいを感じながら働くことができました。
平野【メンター】:
特に2人の担当が、生徒の学習体験に関わる部分だったので、Qubenaの中でもよりやりがいが感じやすかったのかもしれないですね。
伊藤:
僕は、まず一番はCOMPASSにはScalaに詳しい方がたくさんいることですね。
あとは、業務がフルリモートで全てオンラインなのが特徴的だと思います。オフィスもバーチャル上にあったりして、近未来的な職場で働いているという印象が強く、すごく面白い体験ができています。
また、COMPASSには社内資料がたくさん蓄積されていて、その豊富な情報から自分で必要なものを得ながら仕事に取り組むことができました。入ってすぐの僕たちでも、ついていけるように整理されていたのはありがたかったです。
ーーフルリモートに慣れてしまうと、出社が必要な企業に就職した時にギャップに苦しみそうですね(笑)
▼ COMPASSのエンジニアインタビューは他にも掲載されていますので是非ご覧ください。
Q.メンター制度は必要?
ーーインターン生へのサポートは十分ですか?
染谷:
以前働いていた会社は、海外の方もいたため日本語禁止で英語で話さなければいけなくて、わからない時に自分の聞きたいことをうまく聞けない状況で、心理的に不安なところが多かったんです。
COMPASSでは、メンターである平野さんがなんでも聞きやすい環境を常に作ってくださっていたので、ちょっと行き詰まった時や、調べてもわからなかった時に聞くとすぐに返事をいただけて、すごく働きやすい場所だったなと感じました。
伊藤:
全く同意見ですね。平野さんとの1on1が週1であったから、続けられていると思います。手厚くメンターしていただいて、雑談なども交えながらすごく親身に話を聞いて下さっていると感じています。
ーー2人の平野さんへの信頼がアツい・・・!
ーー平野さん自身のインターンのご経験を生かして、メンターとして心がけたことはありましたか?
平野【メンター】:
コロナ禍前、出社していた時代は、よくメンター以外のメンバーからも気軽に話かけてもらっていたなと思うんです。でも、リモートだとそういう会話も少なくなるので、せめてメンターとして話す機会は増やそうと心がけてはいました。
他には、インターン生に続けてもらうにはモチベーションが一番大事だと思っていて。エンジニアのインターンって急にいなくなってしまったり、そういうドライなところが結構あるなとは思っていて(笑)
でも、業務でやりたいことができていればモチベーションが維持できると思うので、「やりたい業務の趣向性がズレてないか」の期待値調整と、「実際着手した業務が想定と乖離していないか」の2つは特にしつこく聞くようにしています。
Q.インターンに来てもらって良かったことは?
ーーお2人のメンターとして、平野さんから見た仕事ぶりはどうですか?
平野【メンター】:
そもそも学生でScalaをやっていること自体がすごいので、「すごい学生がいるもんだな」とびっくりしてたんですけど、さらに染谷さんはその前から個人事業主で活動されてたり、伊藤さんもチームプロジェクトに携わっていたりという話も聞き、そんな優秀な学生にCOMPASSを選んでもらって一緒に働けてよかったというのが最初の印象でした。
さらに2人とも、コードを読んでどこがわからないのか、わからないことがなにかを理解した上で質問してくれ、自走力が非常に高いと思います。特に技術的なサポートについては、つきっきりで見る必要がなく助かりました。
ーーお2人に入ってもらって良かったことはなんでしょうか。
平野【メンター】:
良かったことしかないのですが(笑)。
技術的負債の部分や、もっと良いコードにしていきたい部分、アーキテクチャーとしてのパッケージやプログラミングのファイルのコードの改善、そういうところに積極的に入っていただいて、不具合調査はもちろん、社員がやるような業務の一部に取り組んでもらって、インターンの枠を超えて、重要なエンジニアとしてバリューを発揮していただけたのは本当に良かったと思っています。
ーーお2人とも、インターンじゃなくて業務委託レベルの即戦力ですね。
平野【メンター】:
めちゃめちゃ即戦力でした。伊藤さんはまだこれからも働いていただけるとのことなので、引き続きよろしくお願いします!
Q.今後について
ーー今後挑戦してみたい仕事や業務はありますか?
染谷:
僕は卒業後に新卒で入社する会社でもScalaを扱うのですが、平野さんから頂いたものすごい量の知識を生かして働きたいと思っています!
平野【メンター】:
そう言っていただけて光栄です(笑)。引き続きScalaのエンジニアとして働かれるとのことなので、ご活躍を楽しみにしています!
ーーCOMPASSで何か得たものが役立ったらすごく嬉しいですね!
ーー伊藤さんは今後チャレンジしていきたいことはありますか?
伊藤:
今はまだ新しくプログラムを実装する業務はやっていないので、今後技術的負債を解消する作業が一段落したらもっとガンガン実装していきたいなと思っています。あとはデータベース周りをもう少し触ってみたいです。
他には、最近ChatGPTなどの大規模言語モデルが話題になっていて、周りでも面白がって触っている方がよくいるので、どういう風に活用していったら良いのかなと考えています!
平野【メンター】:
COMPASSでも、R&D室で大規模言語モデルをどう教育に使っていくか、注力して取り組んでいこうとしています。また、クラブChatGPT(クラブ活動の一つ)でもSlackチャンネルで情報交換しているので、興味があったら覗いてみてください。
ーー平野さんに質問です。今後インターンを受け入れる機会があったら、したいことはありますか?
平野【メンター】:
したいというより、もはやしていただく感じなんですけど(笑)。
やりたいことはたくさんあって。アーキテクチャーとかパフォーマンス改善などもありますし、プロダクト開発だけではなくコンテンツ管理周りの社内ツールの作り上げなどもインターン生の方と一緒に取り組んでいけたら楽しいだろうなあと思っています。コロナ以降はできていませんでしたが、ペアプログラミングもリモートで挑戦してみたいですね。
染谷さん、伊藤さん、平野さんありがとうございました!いかがだったでしょうか?
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