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COMPASSの自主クラブ活動「教育の専門性を高める会」をのぞいてみた!【メンバーインタビュー#13】

こんにちは!採用広報チーム五ノ井です。
前回はCOMPASSの社内ラジオ「フクラジ」についてお届けしました。


今回のテーマは、COMPASSのメンバー有志によって活動しているクラブ活動の1つ、「教育の専門性を高める会」通称「教専会」です。

COMPASSには現在10以上のクラブが存在していて、「キャンプ部」や「ゲーム部」「運動サークル」「子どもの未来を語ろうの会」など趣味や生活に関連したクラブをはじめ、自己研鑽に励むためのクラブなんかもあります。

今日はちょっと真面目な方のクラブである「教専会」メンバーより、創設者でありクラブのリーダーである髙木さん、そしてクラブの出席率が高い室橋さんの2名をゲストに、「教専会」がどんな活動をしているのか、また「教専会」の魅力についてレポートします!

実際の活動の様子もレポートしますのでお楽しみに。

髙木勇(たかきいさむ) /写真左
プロダクトマネジメント部所属。学習塾講師・高校教員として約20年の現場経験を積んだ後、教材開発の世界へ。教科専門性と現場経験を活かした学習・教育の再設計への想いを、COMPASSなら達成できると感じ、入社を決める。現在の主な担当は、コンテンツ全体の構造と各問題の役割の再設計、並びに出題順や理解度の算出方法のロジック構築。

室橋誠高(むろはしまさたか) /写真右
情報戦略部所属。印刷会社に付属するデジタル部門でWeb制作やデータ分析などの業務を経て、データ分析系SIerでエンジニアとして従事したのち、以前より弊社ファウンダーの本を通じ共感していたCOMPASSへ参画。レポーティングシステムの開発やエンジニアよりのデータ分析など情報全般を扱っている。

Q.「教専会」とは?

ーーまず、そもそも「教専会」とは何ぞや?というのを教えていただけますか?
 
髙木:
簡単に言うと、「ちょっと真面目な勉強会」ですね。
でも堅苦しい感じは出したくなくて…みんな警戒して集まりにくいじゃないですか!だからあまり「部」と言いたくないんですよね。初めはサークル的なノリで始めようと思ったんです。
 クラブの目的はこちらの4つです。

(1)「教育に関する」 専門性の向上
私たち自身も教育の専門家として 「個別の知識・技能」 、「思考力・判断力・表現力」 を身に付ける必要がある
(2)COMPASSの「教育に関する」専門チームとしての役割意識・責任感・プライドの醸成
内と外(会社と教育界)を牽引する責任と覚悟を持つ
(3)継続的・日常的に「教育に関する」研鑽を積む習慣付け
COMPASSのプロダクトのコンセプトの1つである 「学習者が自走できるようになる」 を、私たち自身が体現する
(4)チームの結束力のさらなる強化
上記 (2) 〜 (4) は、学習指導要領で言うところの 「学びに向かう力、人間性等」 に関連する要素であり、これも私たち自身が養い身に付ける必要がある

ーーすごくしっかりした目的が設定されているんですね!!

髙木:
ここだけ見ると、さっき言ったのと矛盾して、すごく堅苦しい感じですよね(笑)。でも、真面目なことをみんなで和気あいあいとやっているっていう感じです。 

Q.立ち上げたきっかけは?

ーー教専会を立ち上げようと思ったきっかけはなんだったんでしょうか?
 
髙木:
まず先に、それを説明しようとするとちょっと角が立ちそうなのをお許しいただきたいのですが…(笑)、
 
僕は入社当初、教材開発部に配属されました。この部署は、学校の先生や塾の先生だった人など、教育系のバックグラウンドをもつ人が多くいる部署だったんですよね。COMPASSにはエンジニアや営業・デザイナーなどもともと教育畑ではない方の所属する非教育系の部署も多いのですが。
 
僕は、自分たちの部署が、教育に関して専門的であるはずだし、そうでなければいけないと思っていました。
でも実際にはその時の社内では、教育的な討論や文献の紹介などを行う勉強会が、非教育系チームのメンバー主導で開催されることが度々ありまして。

そんな中、僕たちの教材開発部には教育に関してプラスアルファで勉強をする文化や雰囲気があんまりなかったように感じたんです。自分たちの専門領域の勉強は疎かになっていないかって、疑問を持ったのがきっかけです。
 
それで、こういう勉強会を定期的にやりたいなと。そういう場を自分が作れたらと思ったのが、教専会を立ち上げたきっかけですね。
 
ーーそうだったんですね!髙木さんの教育のプロとしてのアツい思いあってこその教専会誕生だったんですね。

インタビューを受ける髙木さん

Q.活動内容は?

ーー教専会の主な活動内容を教えていただけますか?
 
髙木:
主な活動は大きく分けて、「自習」「プレゼン」の2つ。
 
メインの活動が、教育に関することを勉強する「自習」です。みんなでオンライン上に集まって、ただひたすら無言でそれぞれの自習をします。
 
ーー集まるけれど、それぞれが自分で学習するスタイルなんですね!
 
髙木:
そうですね、自習を毎週やって、10回ほど終わった頃に、プレゼンをします。10回の自習の中でそれぞれに学んだものを、各々資料にまとめて発表するんです。プレゼンは、1回に2人くらいずつ、4週間ほどかけて行い、大体8人くらいの人がプレゼンしますね。
詳しくは後で説明しますが、みんなが勉強した成果であるプレゼンを聞きに来るだけの参加メンバーもいますよ
 
ーー自習でインプットしたことをプレゼンでアウトプットすることによって、より理解が深まりそうですね。自習の内容やテーマはみなさんどのように決められているんですか?
 
髙木:
テーマは、勝手に決めてもらって良くて。でも一応、教専会のサイトの中にネタ案を僕の方で考えて入れてあります。参考にされる方はそこから選んでもいいですよって感じです!

テーマ案(一部抜粋)

僕が今までにやってきたのは、「習熟度別学習の是非」とか、「ファシリテーションって何?」とか、「公教育・学校の役割」とか。今やっているのは、「発問の仕方」です。
 
自分の業務とは直接的には関係のないもので、でも興味を持っていてちょっと深めていきたいなというテーマを選ぶようにしています。そう思って始めたつもりなんだけど、どうしても業務と関わってくるところに自然と寄ってきてしまうんですよね。(笑)
 
ーー業務と関係のないテーマをあえて選ばれているのはなぜですか?
 
髙木:
教専会の目的の中にもあるのですが、教科教育だけではなくて、教育全般のプロになっていきたいなと思っているからです。



教科教育って、あくまでも教育という大きな営みの中のほんの一部を切り取ったものでしかないんですよね。その教科教育の〜前後に存在する全ての“教育活動”を理解しないと、実は現場って理解できないんじゃないかなと

メンバーの方が最近学ばれていたのは、「読書活動」についてとか。前は「給食」についてやっている人もいたし。あとは「地域格差」とかね!
 
――なるほど、教科教育だけでなく、教育全般のプロになることで、自分たちがやるべきことがより明確に見えてきそうですね。

Q.活動時間は?

ーー教専会は業務時間外に活動されていますよね!みんな業務が忙しいと、参加が難しかったり大変だったりしませんか?
 
髙木:
はい、週に1度朝の業務開始前に活動しています。あえて活動を業務時間外にしている理由は2つあって。
 
1つは、ある意味“振るい”がかけられるからです…(笑)時間外なのに集まってくれているっていうことは、本当に“学びたい”という意識が高い人たちなので。僕の「本気でやりたい」っていう気持ちに乗っかってきてくれてるメンバーなんですよね。ありがたいです。
 
もう1つの理由は、自由なテーマ設定ができるから。もし時間内に活動するとしたら、修学旅行や読書活動をテーマにすることについて、どうなの?となるかもしれないので。
 
室橋:
キュビナに関連することしかできなくなる可能性はありますよね。
 
髙木:
そうそう、そうなんですよ。だからその辺が自由にできるようにあえて時間外に設定しているっていうのはありますね。
 
――時間外に社員で集まって勉強しているっていうのは、あんまり他の会社ではないような気がしますよね!

室橋:
プレゼンは業務時間内にしてもいいんじゃないかって気はしているんですけど。そしたらもっと色んな人が来やすくなって、たくさんプレゼンを見てもらえるかなと。
 
髙木:
なるほど〜。確かに!プレゼンだけ業務時間内にするのはいいかもしれないですね!

Q.メンバーは?

ーー立ち上げ時の主目的は教材開発部の勉強会とのことでしたが、現在の教専会のメンバーはどのような方が所属されているのでしょうか?

 
髙木:
発足当初はほとんどが教材開発部のメンバーでしたが、現在その部の系譜を引く部署に所属しているのは、「body(ボディ)」メンバーは17人中12人、「buddy(バディ)」メンバーは16人中4人だけです。
特にバディとして来てくれてるメンバーは、教材開発部ではないメンバーも増えましたね。
 
ーー「body(ボディ)」と「buddy(バディ)」ってなんでしょう?
 
髙木:
「body(ボディ)」は教専会の「本体」という意味で、原則として自習に参加しているメンバー
「buddy(バディ)」は、自習には参加せずオーディエンスとしてプレゼンにのみ参加しているメンバーです。
 
ーー自習もプレゼンも参加するのか、プレゼンだけ参加するのか、自分で自由に選べるってことですね!
 
髙木:
そうなんです!室橋さんは、発足当時からいわゆる「バディ」のレギュラーメンバーみたいな感じですね。プレゼンは今まで18回やってるんですけど、ほぼ皆勤賞で。16回参加していただいてます。室橋さんの中でレギュラー業務みたいになってるかなって(笑)
 
ーー室橋さんがバディとしてオーディエンスで教専会に参加されたきっかけや理由は何でしょう?
 
室橋:
最初はSlackで募集があったのですが、そういうのを見て、教育に関する知識を色々得られたらいいな〜って感じで。自習はしないでプレゼンだけ聞くので、ちょっと美味しいとこ取りって感じですけど。興味があったので、参加させていただいてます。

インタビューを受ける室橋さん

ーー実際に16回参加されているご感想はいかがですか?
 
室橋:
初めの方は、論文を元にしたり専門書を読んで勉強したりしたプレゼンで、少し堅めの内容が多かった気がします。最新の回は修学旅行の歴史なので、裾野が広がってそれはそれで面白いなと感じています。
 
ーー過去の勉強会で印象的だった回はありますか?
 
室橋:
この前の修学旅行の回はやっぱりインパクト強かったですね。よく調べたな〜って。あとは、昔聞いた、「脳科学と勉強法」とか「反転授業」とかも印象深いです。
 
ーー髙木さんはいかがですか?
髙木:

僕は、スピンオフ企画でやった「およそ真夜中まで生Meet!」での出来事が特に印象的で。

「学校現場の断捨離」をテーマに、学校現場のこれいる?っていうのをメンバーで延々と議論するのですが、例えば、「制服っている?」「道徳の授業っている?」などなど、「いる」「いらない」どっちだと思います?って、議論のビフォーとアフターでみんなに意見を聞くんです。
議論のビフォーとアフターで、意見が全然変わっているのが見えて。会の中 に、自分の意見が変わるくらいの情報があったんだ!って。これはやる意味があったんじゃないかなって。
 
意見が変わることが目的ではないのですが、色んな新しい観点や価値観に触れることができたんだなと、それを確認できたことが嬉しかったです。
 
あとはもう単純に、定常活動の自習で、午前中の早めの時間に、業務時間外にも関わらずメンバーが参加し続けてくれることが毎回ありがたいな、嬉しいなって思っています。
 
これは室橋さんがここにいるから言うわけじゃないんですけど。室橋さんがオーディエンスとして18回中16回もプレゼンに出席してくれていることは、僕にとって衝撃です。すげえな〜と(笑)
 
室橋:
参加する目的の1つには、聞く人がいた方が、プレゼンする側もやる気になるだろうなって思って。いつもと同じメンバーを前にプレゼンしてても、ちょっとね。人がいっぱいいた方が、やる気も出るかなというのもありますね。

プレゼンする側の気持ちを考えて参加している優しい室橋さん

髙木:
そんな視点で参加してくださっていたんですか!ありがたいです。
 
あ、あとこれは個人的な思い出になっちゃうんですけど。過去に3回だけ、独り教専会というのがありました(笑)。
 
ーーえ?独り教専会?(笑)

髙木:
そうそう、自習時間ですけどね。去年の3月ごろで、ちょうど5教科版キュビナのリリース直前だったんですよ。誰もが多忙を極めている真っ最中で、3月の中旬から3週間、僕だけ1人でやってましたね
Meetに入る意味ないやん〜とか思って自分でも笑っちゃいながら(笑)。でも誰か来るかもしれないし、と思って。個人的ないい思い出です(笑)。
 
ーーそうだったんですね、素晴らしいです。多忙な時期が終わったらみなさんまた戻ってきて、教専会がちゃんと続いているのがすごいですね!

Q.スピンオフ企画もある?

ーーさっきチラッと出てきましたが、定常活動以外にもスピンオフ企画も時々されているんですね。
 
髙木:
そうなんです!たまにやっています。さっき出てきた「およそ真夜中まで生Meet!」とかですね。
 
髙木:
さきほどもお話しましたが、あれを開催した時は、「学校現場の断捨離」をテーマに、学校現場のこれいる?っていうのをみんなで2時間ほど議論しました。何が正しいか正しくないかを議論するのではなく、いろんな観点があるよっていうので意見を出し合うんです。
 
ーーそれを真夜中までやるってことですね?アツい!

 
髙木:
そうなんです。和気あいあいと、アツくやってます(笑)
 
あとは、メンバーの中の2人が切り出し企画としてやっている「アイシテラスTV」。これは、お2人が教育のネタについてライトに話すラジオみたいな番組です。たまにゲストを呼んだりして不定期でやっていますね!ちなみに、ラジオみたいな番組と言いましたが、実際には撮影した動画をお2人がめっちゃクールに編集した上で配信してくださっています!
 
ーースピンオフ企画も楽しそうな内容ばかりですね〜。

Q.今後の意気込み

ーー今後、教専会をどのような会にしていきたいか、意気込みをお聞かせください!
 
髙木:
実は、ここ半年くらい、教専会をもう解散しようかなって思っていたんですよ。
 
ーーえ!!!どうしてですか?
 
髙木:
もう、僕が教専会を立ち上げた当初の目的が達成されてしまっているんです。今のメンバーって、めちゃくちゃ自分で勉強しちゃう人たちなんですよね。教専会がなくても自走していける人たちばかりなんです。
 
ーーなるほど!いい意味での不要でしたか。
 
髙木:
ただ、それをメンバーに話すと、いやいや!って、言ってくれるんですけど(笑)。これはこれですごく意味があると思ってくれているみたいで。今回このnoteのお話もいただいたんで、もう辞められないですね(笑)
 
今日室橋さんからいただいたご意見とかも考えながら、教専会の中身もちょっとずつリニューアルしていこうと思います。
 
ーーもう辞められないですね!(笑)更なるアップデート楽しみにしています!
 
髙木:
あとは、あるテーマ・ある分野の専門家を生み出していきたい。例えば、「修学旅行」ならこの人、「反転授業」ならこの人に聞こう!と具体的に名前が上がるようになってきたらいよいよ本物だなと。
 
もう1つ、もっと色んな人を巻き込んでいくために、スピンオフ企画の更なる活性化をしていきたいです。現メンバー以外の方に向けて。特にバディメンバーを増やしていきたいので、他のクラブとのコラボを企画していきたいと思っています。
 
ーーおお!例えばどんなコラボを考えていらっしゃるんでしょう?
 
髙木:
実は以前の「生Meet!」は「未来教育研究同好会」とのコラボだったんです。
 
今後は例えば、「サクッとレシピ」というクラブとコラボして、記憶力を高める料理や食材というお題でリサーチとクッキングの実践をするのも面白そうだなって。
 
あとは、「ゲーム部」とのコラボで、例えば国語学習のゲーミフィケーションってどんなことが考えられるか、ワークショップをするのとかもありですよね。
 
教専会と他のクラブの掛け算でできることっていっぱいあるなと思ったんです。クラブ同士の交流も図れるし、色んな巻き込みができる、相乗効果が生まれるので、これは本気でやっていきたいなって思っていますね。
 
ーー髙木さん、まるでプロデューサーですね。とても楽しそうな企画ばかり!期待しています!
 
ーー室橋さんはいかがですか?
 
室橋:
もっと色々な部署からメンバーが集まって、色んな観点で教育に関する活動や発表ができる場になっていったらいいなと。
自分も含めてですけどね!教育について知りたい、そういう思いがあればメリットしかない会だと思っているので。
 
髙木:
プレゼンの回は、来てもらったら単純に得しかないので、ぜひ来ていただきたいですね!

Q.新規メンバー募集に向けたメッセージ

ーーこれからCOMPASSに入ってこられる方や、社内のメンバーに向けて、メッセージをいただけますか?
 
室橋:
さっきも言いましたが、「バディ」として、オーディエンスで参加して、プレゼンを聞いている分にはメリットしかないので。ぜひみなさんにどんどん聞いてほしいと思ってます。
ちょっとプレゼン聞きに来るってだけでも全然いいと思うんですよ。やる人の励みにもなると思うので。まずは聞くところから、お気軽に参加してみてはいかがでしょうか?というところですね!

教育業界初心者も大大大歓迎です!


髙木:
ほんとですね。
 
僕としては、当初の目的とは変わってきているので、特に教育畑じゃなかった人を大大大歓迎します。デザイナーの部署は現在結構参加してくれていますので他の部署の方もぜひ。
特にバックグラウンドが非教育系の方々を大募集したいなと思ってます。ぜひ来てください!

あとは、学びたい気持ちはあるけど、1人では長続きしない方にもぴったりじゃないでしょうか。
自分が全く知らない分野や、興味関心がない分野に関しても他のメンバーが勝手にプレゼンしてくれるので。自然に楽しく、広く学んで行くことができるのもいいところかなと。
 
1人だけで勉強していると、インプットして、自分の中で眠っちゃうじゃないですか。教専会では、メンバーとのディスカッションもできるので、視野が広がったり理解が深まったりするのも醍醐味かなと思っています。
 
とにかく、ぜひ1回体験しに来てください!(笑)
 
ーーお2人とも、ありがとうございます。毎回テーマが流れているのを見て、面白そうだな〜と思っていたのですが、どうやって参加したらいいのかわからなくて(笑)
バディとしてオーディエンスだけの参加もありと今回初めて知って、フランクに参加していいってことがわかったので、ぜひ参加してみたいと思いました!

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Q.実際のプレゼンの様子は?

過去のプレゼンは全てアーカイブ化されているので6/17に開催されたプレゼン回を実際に見てみました。今回の発表者は、教専会「ボディ」メンバーの嵯峨山さんと、藤堂さん。
 
嵯峨山さんは「ICT支援員と教育情報化コーディネーター」について、藤堂さんは「修学旅行の歴史」について発表されました。

まずは嵯峨山さんから。
ICT支援員認定試験と、教育情報化コーディネーター3級を受けられたという嵯峨山さん。その勉強や実際の試験を通して得られた知識や経験を、せっかくだから共有しよう!ということでこのテーマを選ばれたそう。
 
嵯峨山さんが実際に試験を受けられたお話も踏まえながら、以下のような内容がまとめられていました。
・ICT支援員・教育情報化コーディネーターとは?
・求められるスキルは?
・試験の概要は?
・試験の問題を解いてみよう!
 
実際の試験問題は、なかなか難しい…!!ちなみに嵯峨山さんは、この日が試験の合否発表だったそうです!
 
最後には、メンバーから寄せられたコメントに嵯峨山さんが回答する時間が設定されていて、疑問点を質問できたり、より議論が深められたりしていました。まさに、1人の勉強だけでは体験できない、教専会の醍醐味ですね!
 
続いては、藤堂さんの、「修学旅行の歴史」についてのプレゼン。

藤堂さんがこのテーマを選んだ理由は、第1に、楽しそうだから。そしてもう1つは、テクノロジーで代替できる境界線を探りたいという思いからだそうです!
 
修学旅行に関する藤堂さんのプレゼンは今回で完結ではなく、シリーズものとのこと!「修学旅行って必要?」(テクノロジーで代替不可?代替可?任意参加でOK?など)という問いから、修学旅行はそもそもどうしてあるのかを調べるために、今回の「修学旅行の歴史」を発表してくださったそう!ちなみに今後は、「修学旅行の意義」「メタバースと修学旅行(仮)」と続いていくようです。楽しみ…!
 
内容は大きく以下のようにまとめられていました。
・修学旅行の始まり(なんと明治時代!)
(修学旅行の普及、海外修学旅行、戦争下の修学旅行、戦後の修学旅行についてなど)
・修学旅行の現在と未来
 
プレゼンの中で、藤堂さんは「修学旅行とは、国策・戦争・貧困などに対抗しながら子どもたちの生きた学びの機会を守ろうとする教育者たちの戦いの歴史だった」と結論づけていました。カッコイイ…。
 
プレゼン後のやりとりでは、元教員だったメンバーからの視点のお話も!修学旅行の引率談なども飛び交います。
 
修学旅行について1回ではまだまだみなさん話し足りない様子で、続編がとても楽しみです!
 
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髙木さん、室橋さんありがとうございました。次回の教専会のプレゼンにはぜひバディとして参加してみたいと思います!教専会、気になっているけど迷っているという方もプレゼンを聞くところから参加してみてくださいね。(過去アーカイブも全てありますので!)


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